「読書の秋」なので読んだ方のレビューを書いてみようと思います。備忘録として。
「人生が2000%うまくいくハーバードの秘密」
簡単に言うと、ハーバード大学の学生たちが生活一般の中でたたきこまれる、「思考法」「行動の仕方」「習慣のつくり方」が書かれています。
(ハーバード大学はアメリカのボストンにある世界大学ランキング1位の世界で最も知られている一流の大学です)
○世界中のエリートが、何年もの時間をかけてまで学ぶエッセンスとは?
○自分の仕事や勉強に、役立つことがあるのか?
○大きな夢をかなえ、桁外れの成果をあげるには?
○自分の個性を磨き、才能を伸ばすコツとは?
○限られた時間の中で、一番効率のいい勉強法とは?
ハーバードと聞くと、世界一難しい事を教え、学んでいる場所というイメージがあるかもしれませんが、この本では、誰にでもできる事が9割以上の生きていくうえで大切な事を教えてくれている。
・人の信頼を得るには?
・自分を成長させつづけるためにはどうしたらいいのか?
・お金で困らないために何をするか、しないか?etc
「ハーバード」の根底に流れるものは、「自分の目で見て、自分の耳で聞き、自分で判断し、自分で決断し、結果は自分で責任を取る」ということだと著者は言っています。
以下、チャプター
◾︎Chapter1 簡単なのに、今すぐ人生が変わる習慣
◾︎Chapter2 成功は、学力よりも〝心〟(EQ)で決まる!
◾︎Chapter3 ポジティブで「折れない心」をつくる
◾︎Chapter4 桁外れに成長できる「ケースメソッド」
◾︎Chapter5 自分の「壁」を、早くラクに超える方法
◾︎Chapter6 輝く「コミュニケーション力」をつける
◾︎Chapter7 「ビッグな才能」が目覚めるコツ
◾︎Chapter8 ムリ・ムダのない「効率のいい勉強法」
◾︎Chapter9 次々すごい「アイデア」がひらめく頭に!
内容を要約すると、自分の頭で考えながら、合理的な判断に基づき、行動している事が挙げらる。主体的に目的的に、自分なりに人生の意義使命、社会での役割を考えながら。
例えば、
・時間の厳守→双方の無駄な時間をなくすため
・ランチは少なめに→パフォーマンスを落とさないため
・整理整頓を心がける→探す手間を省くため
・勉強内容に合わせて環境を変える→脳が好む場所へ行く(つまり仕事内容によって空間を使い分ける)
自分の学びとしては、
・基本を疎かにしない(振り返る)
・「繰り返し」練習する
・できる事にフォーカスする
・週1回心の燃料をチャージする意識付け
・目線を高めて徹底的にやりきる
・当たり前を疑う
・プレッシャーに弱いのは慣れていないから
・レベルの高い人と接する
・自己投資を惜しまない
・人に教える事で、自分を2倍速で成長させる
・プロ意識を持つ(24時間世界は動いている)
・名著に学ぶ(普遍の人間心理、人生の真理が詰まっている)
・異業種の人とも積極的に交わる
である。
特に驚いたことは学力だけではなく、受験者の人間性もとても重視している事(これが社会に出てから成功する一流の人間が多い所以か)
その他、有意義で豊かな人生を送る為にさまざまな事に興味を持ち、触れ、本を読んだり、情報を仕入れたりして視野を広げたり、人間関係を大切にする事の重要性が書かれている。