近年、中国が熱い。
一昨年の年末に久しぶりに中国(上海)へ渡航したが、キャッシュレス決済やシェアバイク、都市の発展は目覚ましいものがあった。
習近平が就任してからよりスピードを上げて発展している感じがする。
その中国の習近平指導部が掲げる産業政策で、2015年5月に「Made in China 2025(中国製造2025)」として発表された。次世代情報技術や新エネルギー車など10の重点分野と23の品目を設定し、製造業の高度化を目指す。建国100年を迎える49年に「世界の製造強国の先頭グループ入り」を目指す長期戦略の根幹となる。
出典:日経新聞
ロードマップは3つの段階から成り、まずは第1段階として、25年までに「世界の製造強国」の仲間入りを果たすことを掲げている。第2段階として、35年までに中位(一部は世界をリード)に入り、第3段階として49年までに世界のトップになることを目指している。
設定された10の重点分野の向上は、イノベーションによる技術強化を中心に、品質の向上、構造の最適化、人材本位、環境にやさしいグリーン製造の推進などによって実現されるという。
ただし、今年はコロナ禍により製造業の重点拠点だった武漢が一時閉鎖されるなど、大きな打撃を受けた。